2021年 1月6日(水)の早朝7時からのランチェスター社長塾は、「顧客維持戦略」がスタートしました。
第1回目のテーマは
「経営の基本原則と利益データ」
黒字の会社は3割しかなく、7割の会社は赤字という厳しい経済環境が長く続いています。
どこの会社も経営改善に取り組んで、業績向上に努力をしていることと思います。
そういう中で、効果性が高く最も早く成果が出る方法があります。
それは顧客対応のレベルを高め、現在取引があるお客様を失わないようにすることです。
お客の評判がよくなると、流出客率が低下、また紹介で新規のお客様が見つかりやすくなります。
それを実行する前に「経営の基本原則」を一度押さえておきましょう。
経営の源で1位になることを目標に設定することが大切になります。
では、何が源なのかというと、それはお客様から頂く粗利益。
それを増やすためにはお客様の数を増やしていく必要があります。
そのためには、お客様から自社の商品やサービスを買っていただくように努力しなければなりません。
注意しなければならないことは、「商品」「地域」「客層」を絞って、戦略的に営業活動を行っていても、その過程である「お客様と直接接触する部分」でしくじっているケースが多いということ。
つまり、「顧客対応」の善し悪しは業績に深く影響しているのです。
多数の競争相手がいる中で、自社を選んでいただくには「お客様の自発性を促すことが大事」
つまり、お客様から
好かれて、気に入られて、喜ばれて、忘れられないようにしなければならない
ということです。
そして、中小企業の利益実態を説明しました。

次回は、お金がかからない業績を良くする方法を学びます。